先日和室の床がフカフカするとの連絡があり畳をあげてみたところ今にも抜けそうなくらい傷んでいました。
急遽他の現場を遅らせ工事に入りました。
床下全てを壊し新しくしました。
束は鋼製束を使用し大引は桧を使用しました。
根太は栂を使用し間隔は1尺2寸(約36センチ)にしました。
通常他社では1尺5寸(約45センチ)間隔ですが当社では1尺2寸を通常とし床を少しでも丈夫にすることを心掛けています。
畳下地(荒床)は杉の4分板(1.2センチ)を張りました。もともとコンパネ(構造用合板)が張ってありましたが床下からの湿気でフカフカしてました。
湿気が多いところでは合板は不向きです。無垢材は湿気が多い時期は湿気を吸い湿気が少ない乾燥時期は湿気を吐き出します。
毎度ミヤちゃんも助っ人で頑張ってくれてます。
施主様も『以前と全く違ってチャダンスが揺れなくなった!床がコンコンしてて安心して歩ける!大工さんっていい仕事だね!』など言っていただき益々自分の仕事に誇りを持ちこれからの励みにもなりました。
当社のお客様方は無理な注文もなくこちらが提案した内容を受け入れてくれるので日々心を込めた家造りができるのだと思っております。